紫電改のマキ 1/32 完成

1/32 紫電改のマキ NIK2-J

紫電改のマキ 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改が完成しました。

ウェザリングで迷走してましたが、レジンフィギュアをササっと塗って細かいパーツ取り付けて完成としました。
2021年最初の作品となりました。
このキットは、スケールモデルというよりもキャラクターモデルに近い立ち位置と云うべきでしょうか。
まあ、普通のhasegawa 1/32 紫電改のマーキングが漫画設定なだけのキットでしょうが。

基本工作

紫電改のマキ

今回、紫電改のアンテナ線には0.3mmの真鍮線を使用しました。
0.18mmという細い釣り糸も持っているのですが、支柱の強度を考えて真鍮線にしました。
釣り糸は妻が趣味で水草水槽(アクアリウム)をやっていて、リシアという水草を岩などに縛り付けるために購入したものです。
アンテナは一か所を接着剤で固定して乾いてからもう1か所というように時間を掛けて貼っています。
瞬間接着剤よりも水性接着剤の方が綺麗に強力に固定できます。
特に水性接着剤は衝撃に強いので、真鍮線のアンテナ線固定に理想です。(接着剤の樹脂に弾力があり衝撃を逃がす為、自動車のモノコック構造のような耐衝撃性の恩威がある。)

他には0.2mmの真鍮線も持っています。
そのうち模型用のワイヤーも買ってみようと思います。
簡単な「のばしランナー」はリアルに見えないので私は使いません。

塗装

私はゼロ戦系を作る時はスケールに関係なく、銀塗装の上に暗緑色を塗ります。
ですが、今回はシェーディングの上に直接、暗緑色をエアブラシで吹きつけました。
理由は塗装工程の短縮と効率化を狙いました。

通常、銀塗装の上にシェーディングを入れてからシリコンバリアやチッピング剤を塗って暗緑色を塗装します。
今回は銀塗装とチッピング剤の2つの工程を略しているということです。

工程を短縮した分はチッピングと経年劣化の表現が難しい。

で、翼の下地のチッピング具合はドライブラシとウェザリングペンシルです。
使った塗料は定番クレオスの8番。エクストリームカラーでのジュラルミンも考えましたが、エナメルなのでウェザリング後のコートが面倒臭くてラッカーを使いました。

国内ではウォッシング後にドライブラシをする人が多いですが、私からしたらそれは間違った工程です。

何故なら、実機では塗装が剥がれて見えた下地の殆どは色褪せているからです。

故に、ウォッシング後にドライブラシすることはありえません。特に大戦機ではありえない事です。

1/32 紫電改のマキ hasegawa

色鉛筆での塗装剥がし再現とチッピングの後にAKのパネルライナーでスミイレとフィルタリングします。
他に油彩で所々修正を入れてますが、大まかに以上で経年劣化の表現は終わりにしました。

AK2070 PANELINERS WEATHERING SET COMBO(パネルラインや機体全体の汚し)
AK2070 PANELINERS WEATHERING SET COMBO(パネルラインや機体全体の汚し)

前に二式大型飛空挺を作った時の経験で、銀下地の上にクレオスの川西系暗緑色だと最大限に自分好みの作風を出せると思った。
手間は掛かりますが、零戦系は、ちゃんと銀下地にするとチッピングもやりやすいし暗緑色もリアルに仕上がります。
模型は時間が掛かっても工程は略さないで製作することが大切と云うことですね。
今回は漫画の中の架空機なのでグレー下地で満足しているが、やっぱり自分の好みは暗緑色系の機体は銀下地にしたいと再認識できました。

紫電改のマキ

ウェザリングはいつものAKウェザリングセットで適当にやりました。
エンジンカウルから出る排気管のスモーク汚れを今勉強中です。

ラッカーのSILVERはガイアカラー,タミヤ、クレオスどのメーカーを使っても大差ないと思います。
ガイアのExシルバーがコスパに優れると思います。
色とかに関して、ジャンクパーツ福袋で沢山パーツもらったので、色々な実験をブログでする予定です。
聞いたり見るよりも、やっぱり実演が一番身に付くので今から楽しみ。

ちなみにナビゲーションライトは、AK acrylics 3rdのクリアーレッドとクリアーブルーで筆塗りです。

難所と注意点

難しかった箇所は基本工作で機体の繋ぎ目消しでしょうか。
画像の箇所は実は分割しており、繋ぎ目を消してからモールドを彫り直したりしました。
結構パテやら使ったと思います。
飛燕の方は胴体モナカで楽でした。
サフは基本、繋ぎ目を処理した個所だけ吹きました。

1/32 紫電改のマキ

両方ともパーツの合いは良い方で、翼や胴体の繋ぎ目もある程度パテも使うが楽にできるといった印象でした。
hasegawaよりタミヤのプラモデルの方が合いが良いって聞くけれど、最近のhasegawaも良いと思います。このキットは古いけど。

hasegawaは古いキットが多い。
故に技術力が足りなくて合いが悪いんじゃなく、単に金型が痛んで精度が落ちているだけかもね。

ちなみに今まで一番パーツの合いが良かったのはfinemoldsのキット。

デカールについて、古いキットなのかデカールの品質が悪いのか貼り難かったです。
熱めのお湯につけないと剥がれないし、破れやすいので劣化していたんだと思う。
貼りスキルを駆使して何とか貼れたけど。
初回のデッドストック品とか店舗でもヤフオクでも買う人は要注意。
このキットは古いしデカールが使えないってことも考えた方が良い。
マイクロリキッドという古いデカールの上に保護フィルムを貼る薬剤があるんだけど、欲しくなったほど。

付属のフィギュアは2個

フィギュアは立ちポーズと座りポーズの2個が付属してます。
一応両方作りました。
立ちポーズの脚をプラ板で土台作ってディスプレイする。

1/32 紫電改のマキ hasegawa

フィギュアは目のデカールが10個くらいついていたので余裕で作れました。
実は、このキットは水転写デカールとフィギュアを部品請求できるんですよね。
水転写デカール1,500円、レジン製フィギュア3,500円と説明書に記載されていました。
裏ワザとしてデカールとフィギュアだけ請求したら「紫電改のマキ仕様」の紫電改が作れるのだ。

フィギュアの塗装は、AK acrylic 3rdを使った筆塗り。
途中、デカール前にコートするのにGAUZY(AK894)で艶々にしました。
お陰でデカールをちゃんと密着できました。

AK894 GAUZY(ゴージー)
AK894 GAUZY(ゴージー)

普通の艶有りクリアーでもいいけど、AK894の方が一瞬で艶々にできて楽です。
塗膜も強いし使い勝手がいいので、最近の艶有りクリアーはAK894ばかり使っている。
欠点はコストくらいか。

感想

hasegawa 1/32 紫電改のマキを作っての感想。
1/32だけど雷電と比べるとすんなり簡単に作れました。
モールドはキッチリして深いし、部品も少ないのがポイント。
胴体前後の分割は意味不明だけれど、初心者でも簡単に組める良キットだと思います。
翼の繋ぎ目も、合わせ目消しの熟練度が中級者程度なら簡単な方だと思います。
ガンプラ程度しか作ったことがない方はレジンフィギュアの製作には注意が必要です。

1/32 ハセガワ 紫電改
スケールモデルと云うよりキャラクターモデルっぽく作った。

今回、飛燕と紫電改の2つを同時製作して急いで作ったんだけど、両方ともパーツが少ないし作りやすかったから効率よかったです。
このキットは限定のフィギュアとデカール付きで、個人的にもキャラは可愛いと思うしフィギュアの出来も良いので定価くらいならまた買ってもいいと思うキットでした。

画像置き場はInstagramにあります。

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