1/48 ハインケル He162A-2 サラマンダー 製作2

1/48 ハインケル He162 マスキング

Dragonの1/48 ハインケル He162A-2 サラマンダー 製作part2です。

今回で制作終わる予定でしたが、思った以上に長い記事になりそうなので、次回で完成とします。

今回は主に塗装と水転写デカールまでです。

1/48 ハインケル He162A-2 サラマンダー
6年前に北海道で購入した釣りの重り

機首が重さで持ち上がり、釣り具の重りを機内に仕込んでバランスを取りました。

パネル・プリシェイディング

今回はパネル・プリシェイディングをいう技法で両翼を塗装します。

テープでマスキングしてパネル毎に異なるカラーで塗り分けて陰影をつける方法。

これは最初からシェイドを施しておくことでモノトーン迷彩の単調なさを打ち破り、実際に使われた機体のような質感を再現することができるテクニック。

最後に薄めたベースカラーを吹いて統一感を全体に出して出来上がり。

ベースカラーにブラックを足して塗る

更にベース+イエローを混ぜたものを塗装する。

1/48 ハインケル He162 マスキング
パネルラインに3色塗り終わった画像
1/48 ハインケル He162 マスキング

パネルラインをくっきり分けるためにスミ入れをする。

スミ入れを拭き取ったら全体に薄く混ぜたベースカラーを吹く。

1/48 ハインケル He162 マスキング
ベースカラーを塗った後に水転写デカール。

別々の色のパネル全体にベースカラー重ねて統一することで陰影が強調されて立体感とリアリティが出る。

この複雑な工程を得て立体感とリアリティを出すのが「パネル・プリシェイディング」というテクニック。

He162A-2のマーキング

He162A-2のマーキングは、キット付属の水転写デカールを貼ります。

He162 水転写デカール
付属の水転写デカール

He162A-2のマーキングは以下から選べるみたい。

  1. 1./JG 1,Leck 1945
  2. Ⅱ./JG ,1 Leck 1945
  3. 3./JG 1, 1945
  4. 1./JG 1, 1945

違いがよく判りませんが、第二次世界大戦末期というのだけ判る。

今回は黄色のエンジンフードがある1番でマーキングしていこうと思います。

クリアーコートでツルツルにしてから水転写デカールを貼って、再度パネルラインにスミ入れもしておきます。

デカールを貼る時は、マークセッターで定着させてからデカール軟化剤であるマークソフターで馴染ませました。

水分を取るのは平筆とティッシュと綿棒を使い分けます。

1/48 ハインケル He162 翼灯
忘れずに赤色

細かい所も塗ってコンナ感じ。

1/48 ハインケル He162A-2

次回ウォッシングとライディングギアやエンジン回りの汚しを終えて完成記事です。